獣医師国家試験 合格の記録

2022年3月、第73回獣医師国家試験に合格しました。
友達もいなく、卒論と国試のストレスで胃腸をやられ半年で10kg痩せた私がお送りしています。
合格までの勉強期間や模試の結果など、受験生のみなさんが気になる情報をお伝えします!

勉強期間

国試対策は6年の9月下旬から始めました。勉強期間は5ヶ月位です。
早い人だと6年に入ってすぐ始める人もいましたが、周りは卒論発表が終わる秋から始める人が多かったです。

卒論とどっちが辛かった?

卒論研究と国試対策、どっちが辛かった?と訊かれたら、
卒論研究の方が10倍くらい辛かった気がします。
これは研究室によって、また暗記が得意かどうかによっても変わると思うんですが、
むしろあれを乗り越えたので、勢いで国試まで乗り切っちゃった感はあります。

浪人中とどっちが辛かった?

私は浪人経験があるのですが、どっこいどっこいでした。
浪人中はまさに「背水の陣」で、失敗すれば後ろ盾のないただの高卒です。
しかし国試は、失敗しても大卒のためどこかしらでは働けるだろうと思っていたので精神的余裕は浪人中と比べかなりありました。
では国試がどうして浪人並みに辛かったかというと、「息抜きの無さ」にありました。
コロナ下で外出自粛が始まったのが4年生最後(2月)のCBT・OSCEが終わった直後です。
そこから2年間旅行も友人と遊びに行くことも勉強会も無く、バイトも辞め授業もほぼリモートでした。
私は4年で休学・復学を経験したため、同期に知り合いもほとんどいない状況でした。いまだに同期で名前を知っているのは同じゼミの5人くらいです。ゼミ生とも顔見知りレベルだったので頼れる人もいなく、国試はほとんど一人で乗り越えました。
カラオケやカフェに行くのが大好きだったのですが、コロナに罹ると国試が受けられないので(治っていれば受けられる)2月に入ってからの直前2週間は、外出3回でした。
勉強の辛さもありますが、息抜きができないのが辛かったです。
浪人中はただ単に友達がいなくてぼっちだったので今と似たような状況でした。

国試直前の模試の成績

12月の模試:必須68%、A~Dどれも50%くらい
1月の模試 :必須ギリ7割、A~D合計55%くらい
※国試の合格基準は必須7割、A~D合計6割です。

12月と1月に模試があり、合格点には達しませんでした。体感ですが、平均より少し下くらいの位置だったと思います。
さすがに落ちるんじゃないかと思いましたが、模試の方が難しいという言葉を信じて優先順位を決めながら勉強しました。

※模試についての個人的考察

模試というのは、あくまでも各大学で学生が手分けして本番に似た問題を作って集めた物です。
昨年度の模試を参考に作るため、模試で良い点を取れる=昨年度の模試の復習・応用がよくできているという話に過ぎないのです。
本番はいろんな専門の獣医師が趣向を凝らして問題を作っているので、大学の国試対策授業や、普段の1年生からの専門科目講義をいかにまじめに受けていたかがモノをいいます。

大学の成績(GPA)と地頭

1年の時からほどよく真面目に勉強していたため、研究室選択までの専門科目合計が3.05くらい、卒業時の教養科目も含めた総合が2.95くらいと中の上に位置していた気がします(確認したくないのでうろ覚え)。
地頭も多分良くないです。高校生レベルと言われている英検・漢検の2級に何回か落ちています。昔から生物学だけは得意でしたが、他は大の苦手。高校も進学校ではないし浪人もしています。数学・英語・社会科はウ○チみたいな出来です。

受験直前と家族

受験2日前までは普通に勉強しました。前日はちょっとソワソワして、日獣まとめの苦手なところを全部ザっとさらいつつ、休憩に同居の母とオセロやトランプしてました。母も国家試験受験経験者だったため私よりもどーんと構えていました。「あんたが受かんなければ誰が受かるっていうの?」「お母さんはずっと受かると思ってるけどね」「とりあえず名前だけ書いてきなさい」と最後までずっと一貫して落ち着いていた母の有難みは大きいです。
一人暮らしの知人には、「毒親から毎日鬼電され、不眠になっていた」という人もいたため(その人はその年はダウン、翌年に合格)家族の見守り方やメンタルの調整は大事だなと思います。

受験当日考えていたこと

初日。

行き
「落ちるかも」と思いながら受験会場に向かいました。
やりたかった勉強範囲が終わらなかったからです。
「運よく全部知ってる内容出たら受かる」とも思っていました。

試験中
試験時間が長く、長考して答えを導いた物が多かったです。しかし解剖はお手上げでした。
基本的に試験時間びっちり考えていましたが、気づいたらウトウトしていたとかはありました。
「必須は9割くらい取れたんちゃう?」と余裕でしたが、ABの手ごたえは55%。
これは全然計算したわけではなく直感的な手ごたえです。あと5%を明日巻き返さなきゃと思いました。

試験後
自己採点する時間は勿体ないので意地でも問題用紙は帰ってから開きませんでした。
(私は絶対に自己採点しませんでしたが、当日自己採点をしたと言っていた同級生は後日確認すると落ちていました。やはり1日目は振り返らず体力温存と2日目の勉強をするのが良いと思います)。
初日は疲れてCD問題の対策をあまりせず寝てしまいました。

2日目。

行き
座りすぎてお尻が筋肉痛でした。疲れていて受験会場にも行きたくなかったです。
「終わったらミスドを買うんだ」と決心しなんとか受験しに行きました。

試験中
CDは「ほんとにこれ出すの…?」って思う問題もあった気がします。長考して答えを導きました。
しかしシンプルな問題が多く、全て終わった時には「受かったかも」と思いました。

受験後
帰りは答えを調べたりしてミスドを買って帰宅。
自分で調べて自己採点していたら、4時間も経過していました。某掲示板も楽しんで見ていました。
自己採点は間違いを探していたらキリがないので、確実に合ってそうな問題だけマルをして、合格点に達した時点で終了することにしました。

受験後から合格発表まで

出来ている人に限って、解けなかったポイントが分かるので解答速報を深追いして貴重な時間を費やしやすいと思います。
学年のLINEやネットで出回っていた解答速報で必須9割、A~Dで6割後半だったため、受かってることを信じてあとは深追いせず、社会に出るための知識をつけながら過ごしました。

使用教材

日獣まとめ、ふくろうの寝言、大学のレジュメと教科書、先輩の勉強会パワポ、インターネット
日獣まとめとふくろうの寝言はマストです。すでに受かっていた友人から無償で譲ってもらいました。

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